島の薬局日記 虫が多すぎて

最近は梅雨のため天気悪い日が多めで、

日の光に当たる機会が激減していました。

対して今日は久しぶりに雨降ってません。

曇ってはいますが程よい日差しが降り注いでいます。

 

そのため、

日に当たる絶好のチャンス!

と思い、本日のお昼休みは久々に外に出てみました。

 

うーん、やはり気持ちいいですね。

長く浴びていたいな、、、

と思いきや、

白衣を見ると小さな虫が1匹、2匹、、、

よくよく見てみるとあんなところにも、こんなところにも。

 

長居したらとんでもないことになる、

と思い、泣く泣く薬局の中に逃げ込みました。

 

もちろん白衣についた虫は1匹残らず払いました。

 

 

ヒトは日の光を浴びることによって、

全身が活性化される生き物です。

たとえば皮膚から紫外線を浴びることでビタミンDが作られ、骨を強くしてくれます。

他にも、セロトニンが分泌されるため、

体だけでなく心の健康にも寄与します。

ちなみに現在主流の抗うつ薬や痛み止めの中には、

セロトニンを増やすことで効果を発揮するものがあります。

日の光を適度に浴びることは心身にとってとても良いことです。

子ども日記 祖母の繕ってくれた浴衣でお祭りに

地元でとても有名なお祭りが久々に開催されたので行ってきました。

コロナのため3から4年ぶりの開催でした。

 

わたしが車を運転し、

妻、双子の次女&三女を近くまで連れていきました。

 

さて、双子の次女&三女ですが、

浴衣を着せてあげました。

なぜか家に浴衣が2着あって、

どちらも長女のものでした。

 

ただし買った時期がだいぶ違うため、

サイズが全然違いました。

小さいサイズの浴衣は双子のサイズにぴったりでしたが、

大きいサイズの方はデカ過ぎてこれでは着られませんでした。

妻は裁縫が苦手だし、わたしは論外。

そのため妻のお母さんにサイズ直してもらうことになりました。

 

そのおかげで、

「おばあちゃんが繕ってくれたお姉ちゃんの浴衣」

はサイズがちょうど良くなり、

次女&三女のでも着られるようになりました。

 

双子で揃って浴衣を着て、

お祭りを満喫することができました。

(長女は家族とは別に友達と同じお祭りに行ってました)

島の薬局日記 鳥と通勤

先日仕事帰りの船から見えた光景について。

私は普段、高速艇という種類の船で通勤しています。
高速艇とはフェリーよりもずっと小型で車は積載できませんが、
その分速く、ざっと倍のスピードですすみます。
多分60km/時間くらい、、、かと。

高速艇で通勤中にたまに鳥と並走することがあります。
だいたい鳥よりも高速艇のほうが若干スピードが速く、
並走する鳥はだんだん後ろに下がっていきます。

ところが先日並走した鳥はなぜか高速艇よりも速く、
追いつけないどころか逆に徐々に離されていきました。
最初は一羽だけ飛んでいましたが、
後ろから同じ種類?っぽい2羽目が現れてきました。
そして迫ってきた島の山の中腹あたりでその2羽は旋回しはじめました。
よくよく見ると、ほかにも2から3羽くらい同じような鳥がいました。

集団生活する鳥っているのでしょうか?

その後私の乗った高速艇は鳥が群がるその山を過ぎ去り、
きれいな夕焼けで色の変わった空を眺めながら
そのまま帰宅しました。

島の薬局日記 おばあちゃんのやさしさ

昨日は大雨。
遠方の病院から処方箋のFAXを受け付けました。
ここ最近定期的に来られるおばあちゃんの処方箋でした。
初めての薬がいっぱいで、
中にはうちに全然在庫のない薬がありました。
お昼前だったので急いで卸さんに発注をかけたところ、
午後から持って来られるとの返答。
とりあえず今日中には薬局に届くことになりました。

さて、このおばあちゃん
お昼過ぎに処方箋をもって薬を取りに来られました。
大雨の中、ご高齢ですししんどいと思います。
もちろん注文した薬はまだ届いておらず、
その薬は当日仕事終わった後にこちらからお届けすることを約束しました。

住所からグーグルマップで自宅を検索し、
スクショをプリントしておばあちゃんに見せたところ、
よく分からないけどこの辺だと思うよ
と、少し微妙な返事がありました。
そのため
と、とりあえず近くまで行くので分からなかったら電話しますね
と添えておきました。

そしておばあちゃんより
何時くらいに薬届に来る?
と聞かれたため、
18時まで仕事だからその後行きます
と返答し、
当日中に必ず今回の薬を始めていただけることを確保することができました。

そしておばあちゃんは雨の中
ご主人の運転する車で帰っていきました。


18時になり仕事終わって
このおばあちゃんの家に向かいました。
多分あの建物を左折だよなぁ
と車を進めていたところ前方に見覚えのある人影が見えました。
もしかして、と思ってよくよく見たら、
やはりそのおばあちゃんでした。

こちらが迷ったらいけないと思われたのでしょう、
大雨の中傘をさして待ってくださっていました。
思わず持ってきた薬を手に取り、
おばあちゃんに速やかに薬をお渡ししました。
こちらは早くお渡ししたいという思いから、
車のエンジンかけっ放しで、
傘も取り出せませんでした。

これが思いやりというものではないでしょうか。
街中ではなかなか感じることのできない人のやさしさに触れることができました。
まだまだ田舎にはこんな良いところが残っているのですね。

子ども日記 体育祭が楽しくて楽しくて!

昨日は中1の長女の体育祭、
平日なので仕事休みとって行ってきました。

中学は3学年しかないからか、
9時にプログラム始まって終わるの11時半、
早っ。

中学入って初めての体育祭、
去年までは運動会だったのが体育祭に変わってます。
さすがに小学生ほどの頑張りや盛り上がりはないだろうと思いきや、
盛り上がる盛り上がる。

特に中3は去年、一昨年がコロナ縮小バージョンだったからか、
ガンガン声を出して競技も応援もしていました。
一番声出してたのは髪坊主の子たち、
野球部でしょうね、さすが。

最後の選抜リレーは演出もカッコよかった。
選ばれた子だけがチームごとに色分けされたゼッケンつけて
最初の合図で応援席からすぐ前に出てきて並んで、
みんなが大歓声で盛り上がる。
そして次の合図とともに自分の走る位置まで移動し、
走り始める、、、と思いきや、
先生も走るとのことで、先生が何名か出てこられました。

そしてリレー開始。
盛り上がる盛り上がる。
校長先生も走った、しかも速い。

うちの長女は終始楽しそうにしてました。
そして帰宅後わたしの撮影したホームビデオをテレビにつないで大画面で視聴し、さらに妻が撮影したスマホも何度も見返していました。
そうとう楽しかったようです。
よかったよかった。

MBA日記 5つのマインドセットその1.好奇心;興味を持つ

先日のMBAの授業の内容。

前回の続き。

 

事業創造に必要な5つのマインドセットが紹介されました。

1.好奇⼼:興味を持つ

2.⾏動主義:やってみる

3.視点の転換:問題を別の視点でとらえなおす

4.認識:⼈⽣はプロセスだと理解する

5.過激なコラボレーション:助けを借りる

 

このうち1.好奇⼼:興味を持つ、について。

 どんなものにもおもしろさは隠れている。

 無限の好奇⼼は、理想のライフデザインの鍵であり、全員にとってつまらないものなどない。例えば税金の計算や皿洗いでさえ・・・

 ⇒これはどういう仕組みなのだろう?

 ⇒なぜ、みんなこういう風にやるのか?

 ⇒昔はみんなどうやっていたか?

 ⇒この分野の専門家はたいていなにを議論するのか?なぜ?

 ⇒ここで起きている⼀番面白いことは?

 ⇒ここで起きていることについて私の知らないことは?

 ⇒どうすればわかるだろう?

 

日々のつまらないルーティンにも興味を持って考えてみることは大事なことなのかもしれません。

もちろん周りにウザがられないやり方で、は当たり前ですよね。

頭のトレーニングになるのではないでしょうか。

わたしが薬局でやっている調剤業務は、

基本ルーティンが多く、

慣れてしまえばほとんどのことは頭使わずに機械的にできます。

例えば薬の相互作用とか、特殊な調剤の工夫でさえ

大抵のことは大体慣れでできます。

 

その中でも上記の「⇒」の問いかけの中で

⇒昔はみんなどうやっていたか?と

⇒ここで起きていることについて私のしらないことは?

は考えてみてもいい領域なのかなと思いました。

 

わたしが薬局で働き始めて20年ほど経ちますが、

もちろん40年前の薬局のことは話で軽く聞くくらいです。

時代の変化が速い時代ですので、

40年前はわたしの想像し得ない職場環境だったのだと思います。

動画とかがあまり普及していない時代だったでしょうから、

なかなか映像で見ることは難しいのでしょうが、

 

この時代はこういう環境だった、

だから今やってるルーティンワークはかつてはこんな感じだった、

そして時代とともにこういう変化してきた、

 

を考えることで時代のベクトルが今よりもしっかりと把握できるようになると思います。

高齢の薬剤師の方と話をする機会があったら、

こちらから積極的に伺ってみるのはアリかも。

多分向こうも昔話に興味をもってもらえるのは

嬉しいと思う。

飲み間違え?渡し間違え?

先ほど来られた患者さん、

今日は精神科の薬をお渡ししました。

するとその方からこう言われました。

 

前にもらった内科の薬が数がまちまちで余っている。

自分は日々の薬をきちんとセットして管理しているため、

飲み間違えはない。

 

こういうのって薬局では割とあることです。

自身満々の方はこんな風に、

自分が間違うハズがない

と言い張ったりされます。

もちろんこちらが渡し間違えた可能性も

否定はできません。

証拠を写真に残すデバイスも存在しますが、

当店にはないため、証明できないのです。

 

余りは今度持ってこようか?

と言われましたが、

数が足らないわけではなく

飲めない期間があるとかではないので、

別に結構ですよ、と答えました。

 

そしてさらにこちらから、

皆様数が合わなくなることはよくありますよ、

と申し上げたところ、

やっぱそうなのですよね、

うちの旦那もよく数が合わないと言ってます

と、すんなり受け入れて下さいました。

 

今回のクレーム対応はモヤモヤすることなく、

スッキリ終わることができました。